医療法人 三つ葉(いりょうほうじん みつば、Mitsuba Medical Corporation)は愛知県名古屋市で三つ葉在宅クリニックを運営し在宅医療を提供する医療法人。

![]() |
|
| 正式名称 | 医療法人 三つ葉 |
|---|---|
| 開設者 | 舩木 良真 |
| 開設年月日 | 2005年4月1日 (三つ葉在宅クリニック) |
| 病床数 | 0床 |
| 職員数 | 約42名 |
| 所在地 | 愛知県名古屋市 |

名古屋市内の約半分を対象エリアとして、常時600人近い患者に訪問診療を提供している。「いつでもすぐに」「患者中心」「コミュニティケア」という行動指針を掲げ、数少ない在宅医療専門の診療所として地域の期待を集める。
24時間365日の往診体制を可能にするため、複数医師によるチーム医療(グループプラクティス)とITの活用を戦略とし、医師が楽しく、やりがいをもって持続的に働けるシステムを創り出すことをめざす。患者と医師双方の満足度を高める新しい在宅医療のカタチを構築しようとしている。
| 2002年秋 ~2003年春 |
名古屋大学医学部附属病院で卒後研修を行っていた舩木良真が在宅医療と出会い、興味を持つ。国内外の在宅医療、コミュニティケアを視察後、自主研究グループを立ち上げる。ミーティングの頻度は2週間に1度であった。
「美味しい料理があれば、みんな集まるだろう」と思い、名古屋のレストランを舞台に興味のありそうな人を集めて、在宅医療についていろいろな議論を重ねました(笑)。この時期かなり太りましたが、最後に残ったのが同じ夢を持つ仲間でした。(舩木)
|
![]() |
|---|---|---|
| 2005年4月1日 | 4人の医師によって、名古屋市昭和区の民家を借り、三つ葉在宅クリニックを開設。
はじめたころは「世の中を変えよう」とかそんな大それた気持ちはなくて、「なんかワクワクする。やってみたい!」そんな気持ちでした。大河を渡るぞ!ではなく小川をひょいと飛び越えるような小さな歩みが、三つ葉在宅クリニックの第一歩でした。(舩木)
|
|
| 2005年4月5日 | 初の非医師職・事務スタッフのKさん加入。
いつも先生たちは毎日休みなく、忙しそうにしていました。クリニックのレイアウトやカルテのことを考えたり……。新しくて優れたものを取り入れるのが大好きで、ある朝来たら、昨日までと全く違うことが起こっていた、ということもしばしばでした。(Kさん)
|
|
| 2005年夏 | 在宅医療用の電子カルテ開発に着手。
開業当時は既存の外来クリニック用ソフトを在宅用に改良して使っていたのですが、「こんなことがやりたい」「あんなこともできたらいいね」とカスタマイズしているうちに訳が分からなくなってしまいました。それで、一から勉強してSEの人に手伝っていただき、三つ葉オリジナルのカルテを作り始めました。(松井)
それまでは既存ソフトを改良するという作業だったのですが、三つ葉独自の電子カルテをゼロから開発することになり、とてもワクワクしました。作業中も楽しかったですね。ただ、新たにできあがった電子カルテに既存のものから切り替える時は苦労しました。データの移行で想定外のことが起きてしまったり、そんな時に限ってサーバーが壊れたり。ちょうどお正月だったのですが、休みをすべて費やしてなんとか間に合いました。(SEのOさん) |
|
| 2005年9月 | 当初の予定より早く、最初の目標であった累積患者数100人を達成。このころまでに、三つ葉在宅クリニックのオペレーションの基礎ができ上がる。
毎朝、医師全員で集まってカンファレンスを行い、医師全員で患者さんの情報を共有しています。100人達成のお祝いには、みんなでステーキを食べに行きました。本当に嬉しかったですね。(中村) |
|
| 2005年秋~冬 | 往診車の運転もするアシスタントYさん、看護師Mさんが加入。ほかに事務スタッフを加え総勢11名で家族的な雰囲気の中、クリニックは着実に成長。
当時はまだまだ環境も整備されているとは言えず、全て手探りで仕事を進めて行くという感じでしたね。とりあえず初めは「三つ葉」という名前を覚えてもらうことに全力を注ぎました。その結果、少しずつ周囲からの認知度が上がっていき、現在の三つ葉の骨格が徐々にできあがっていったように思います。この時期は本当に毎日が激動でした(笑)(Mさん) |
|
| 2006年秋 | 連携病院での退院カンファレンスに同席したのが縁で、O医師加入。
興味があるので見学したいと申し出がありました。その直後、僕と舩木先生、松井先生の3人が話していた時に颯爽と現れ、いきなり「やります」と言われました。あの時はムチャクチャ嬉しかったですね。(中村) |
|
| 2007年1月 | 医療法人三つ葉を設立。 | |
| 2007年5月 | 久屋大通に三つ葉在宅クリニック 栄を開設
明るい感じが好きなので、陽あたりがよくて、開放感のあるこのオフィスが気に入りました。みんなが元気に働く活気あるクリニックを目指しました。(舩木) |
![]() |
| 2007年12月 | パソコンのエキスパートでもある、医療事務のMさん加入。レセプト業務のシステム化にも本格着手。
医療事務スタッフを教育する仕事をしていたことはあるのですが、普通の事務職だと思って来たら大変なことに。新しい領域なので診療報酬の考え方も今までの知識だけでは不十分で、毎日勉強しながらコツコツと計算しています。(Mさん)
|
|
| 2008年3月 | 累積患者数1000人達成。 | |
| 2008年4月 | 常勤・非常勤合わせて医師は総勢9名となり、本格的グループプラクティス時代が到来した。各医師にも余裕が生まれ、年2回の9連休取得は確固たる制度となる。国内外での長期研修も実現。
オペレーションが確立しているので、新しく入ってきた医師でもすぐに慣れることができます。初日だけで、在宅に来て良かった、正しい選択をしたと確信しましたね。今年は9連休を2回取得しましたが、どちらも自分の研修旅行に充てました。愛媛、鹿児島、そしてスウェーデンに行ってきました。(I先生)
|
|
| 2008年5月 | 「家族アプローチ」の勉強会を開始。このころから、内科医が薬の処方、外科医がメスを武器とするなら、在宅医にとって最も重要なのは「コトバ」であると考えるようになった。 | |
| 2008年8月 | 医療ソーシャルワーカー(MSW)のNさん入職。地域連携の窓口として新患受付対応を担当し、より患者さんの生活視点での在宅医療導入を目指す。 | |
| 2008年10月 | 山中・栄の2カ所に分かれていたスタッフを栄1カ所に集め、カンファレンスおよび医師・スタッフ間のコミュニケーション効率をアップさせる。 | |
| 2008年12月 | ビジョン「新しい高齢者医療モデルの構築」を打ち出し、地域の在宅医療インフラの構築、すなわち水道哲学の実現を誓う。三つ葉の基盤を整備し、医師がこの目標に向かって持続的にやりがいをもって取り組める体制づくりに着手。
持続可能な医師の働き方を考えると、いろいろなパターンがあっていい。仕組みをつくり出す人、仕事とプライベートとのバランスを取りながら、在宅の患者さんたちと向き合って診療したい人など、それぞれのニーズを活かして、なおかつ地域の患者さんたちに貢献できるシステムを創り出したいと考えるようになりました。(舩木)
|
|
| 2009年4月 | A先生とO先生が常勤として加入、大きなパワーを発揮。
松井先生や舩木先生は前から知っていましたが、「日経メディカル」に載った三つ葉の記事を見て、見学に来たのが前年の夏。そして「ココだ!」と思いました。それまで病院医師として10年のキャリアがあったけど、全く迷いはありませんでしたね。(A先生)
|
|
| 2009年夏~秋 | 事務部門の業務整備に着手する。非常勤医師も含めた複数の医師が、それぞれの診療能力を最大限に発揮できるようなサポート体制の確立をめざす。これはグループ診療による在宅医療の業務可視化・標準化の作業でもある。 | |
| 2009年11月 | 日本在宅医学会より、専門医研修施設として認定を受ける。 | |
| 2010年3月 | オリジナルの電子カルテシステムをバージョンアップ再開発して「ナレシスEMR」と改名。ナレシスとは「ナレッジ・シェアリング・システム」、EMRとは「Electric Medical Record」の頭文字をとったもの。 | |
| 2010年4月 | 夜間非常勤医師を1年間勤めたB先生が常勤として加入。三つ葉で在宅医学会認定専門医を目指す第1号。
もともと産婦人科医で、お産などを通じて家族と関わることが好きだったけれど、在宅医療はそれ以上に患者さんの生活と関わっていくところが面白い。それに他の先生たちが楽しそうにディスカッションしているのを見ていて、その雰囲気がすごく気に入ったんです。(B先生)
|
|
| 2010年春~夏 | トヨタ式を取り入れた本格的なカイゼンプロジェクトをスタート。現場からの改善提案も受け付け始める。
トヨタ出身のコンサルタントの方に指導していただいて、身近なところから地道に改善し続けることの大切さを学びました。週1回の改善会議で、スタッフから上がってきた提案や組織としてルールをつくっておいた方がいいと思われる案件に、一つずつ取り組んでいます。(Yさん)
|
|
| 2010年夏~秋 | KA先生、T先生、KM先生が加入。いずれも子どもが生まれて間もなく、または子育て真っ盛りで、家庭と診療をバランスよく両立する女性。三つ葉の医師グループのダイバーシティが進み、華やかになった。
病院では、「女医」であることがデメリットになることが多かったけれど、いまは、結婚して、嫁の立場を経験していることや、母としてご飯をつくっていることなどで、患者さんやご家族に近づけていると思えるし、女性であり医師であることが良かったと思える瞬間がたくさんあって幸せです。(KA先生)
|
|
| 2011年4月 | エリア・チーム制スタート。医師の増加に伴い、きめ細かい申し送りや症例検討、チームでの患者さんフォロー体制を確実にするため、診療圏を3つに分けたエリア制とし、全体カンファレンスとチームでの情報共有・ディスカッションを分け、複数医師によるチーム制在宅医療の質の充実にさらに力を入れる。 | |
| 2011年10月1日 | 三つ葉在宅クリニック 山中と三つ葉在宅クリニック 栄を「三つ葉在宅クリニック」として統合、昭和区御器所に移転し、新しいスタートを切る。事務所と駐車場が同じフロアで機動力は抜群。医師やスタッフが風通しよくチームワークを培う空間づくりを目指す。 | |
在宅診療科、総合内科
かかりつけ医として全人的に診療するため、皮膚科、整形外科など含めて幅広く対応します。
主として中区、東区、千種区、昭和区、瑞穂区、熱田区、天白区、名東区

三つ葉在宅クリニック
名古屋市昭和区御器所通3-12 御器所ステーションビル3階
(〒466-0015)
在宅医師
常勤、非常勤、夜間待機医。働き方はそれぞれの先生方のライフスタイルに合わせて応相談。
その他の職種
診療部門、医療事務部門、管理部門など。








